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コラム

粗品とは?言葉の意味や適したアイテムは?マナーやシーンに応じた品物も紹介!

2024/04/12

豆知識

粗品とは?その定義とビジネスシーンでの活用法
1. 「粗品」とはどんな意味?
2. 粗品はどのような場面で使用する?
知っておきたい!粗品を渡す際のエチケットは?
粗品と寸志はどう使い分ける?
「粗品でございます」と言うのは適切?
1. 「粗品」の表現方法
粗品を贈る際の挨拶文例
ノベルティコレクションおすすめの粗品ランキング
粗品には熨斗掛けがおすすめ
粗品の準備はノベルティコレクションがおすすめ!

販促活動や営業訪問、展示会イベントの個別ブースで、カレンダーやタオルなどの粗品を受け取ることがあります。
もし、自社でこうした粗品を用意する場面になった場合、適切な品物はどのように選べばよいのでしょうか。
この記事では、初めて粗品を選ぶ際に気を付けたい「粗品」という言葉の意味と適切な使い方や粗品を渡す際のマナーについてご説明します。
粗品を上手に利用して、効果的な販促活動につなげていきましょう。

粗品とは?その定義とビジネスシーンでの活用法

粗品イメージ

「粗品」と聞いてイメージするものはどのようなものでしょうか。
何かの折に感謝の気持ちを込めて、軽く贈る品物、という印象があるかもしれません。
ここからは、粗品を企業が使う際の意味や適切な利用方法を紹介します。

「粗品」とはどんな意味?

「粗品」は、「粗末な品物。人に贈る品物や景品をへりくだっていう語」(デジタル大辞泉より)という意味のある言葉です。
一般的には、贈る側の気持ちを高額ではない日用品などに託して、付き合いや取引、迷惑をかけることへの感謝や挨拶の気持ちを表す品物のことを言います。
相場としては、およそ3,000円程度までで、数十円～数百円であることも珍しくはありません。

粗品はどのような場面で使用する?

粗品は、展示会やセミナーといった催しの来場者やアンケートなどの調査協力、近くで工事が行われる際の告知と挨拶など、さまざまなシーンで使用されます。
こういった際には、社名やロゴなどを入れた日用品を贈ることが多くなっています。

また、企業間での販促活動でも粗品が使われ、日ごろの取引や付き合いへのお礼やPRの意味を持たせるものになります。
粗品に向いた商品は、こちらでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

知っておきたい!粗品を渡す際のエチケットは?

粗品　イメージ

粗品を利用する際のエチケットも知っておく必要があります。
まず、渡す相手によって差をつけることなく用意するようにしましょう。
渡す目的に沿うよう、ボールペンやタオル、付箋などのように幅広い対象に受け入れられる品物を準備します。

また、転居や建物の新築・改築工事といった挨拶の意味合いが強い場合は、引っ越し祝い・新築祝いのマナーと同じく「火」を思わせる品物を避けます。
色も赤いものは選ばないほうが良いでしょう。

通常は3,000円以下を目安として準備しますが、その金額をオーバーする場合には「ご挨拶」や「記念品」といった表書きののし紙を用意する必要が出てきます。

また、粗品を受け取る際には、あえて「粗品をありがとうございます」といった言い回しではなく、「お心遣いいただきありがとうございます」といった文言で挨拶を返しましょう。

粗品と寸志はどう使い分ける?

粗品と似た言葉で「寸志」というものもあります。
同じように、軽い品物を渡す際に使われる言葉ですが、「寸志」は目上の立場から目下のものに渡す品物に限って使用されます。
ビジネスのシーンでは、会社から新入社員への贈り物や、幹事をしてくれた人への心づけといった意味で使用することがあります。
寸志を受け取った場合のお礼は、粗品と同じく「寸志をありがとうございます」とはせず、「ご厚志(こうし)に感謝いたします」「お心遣いありがとうございます」などと言うようにしましょう。

「粗品でございます」と言うのは適切?

粗品　贈答イメージ

用意したものを相手に渡す際、「粗品でございます」「つまらないものですが」と表現することがあります。
それ自体は、マナー違反には当たりませんが、ことさら強調することも適切とは言えません。
「ご挨拶の品ですが、お納めください」「ほんの気持ちですが、ご笑納ください」といった言葉を使うと、より丁寧な表現になります。

「粗品」の表現方法

話し言葉としては「粗品でございます」を使うことはありますが、粗品に手紙などを添える際には「粗品」とは書かないほうが良いでしょう。
「ご挨拶の品」「気持ちばかりの品」といった書き方をする方が、先方により良い印象を与えることができます。

粗品を贈る際の挨拶文例

粗品を贈る際には、一言あいさつ文を添えるとより丁寧なものになります。

粗品を贈る場面	具体的な文面
ビジネスシーン	お客様　各位拝啓　時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、日頃の感謝を込めて、ささやかながらご挨拶の品をご用意いたしました。ご笑納くだされば幸いです。今後とも変わらぬご支援、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。敬具
社内プロジェクト	〇〇プロジェクトの皆様いつも大変お世話になっております。この度、〇〇プロジェクトの成功を記念し、皆様の日頃のご尽力に感謝の気持ちを込めた品を準備いたしました。日々のご努力と協力に心より感謝申し上げます。今後も一層のご活躍を期待しております。これからも、プロジェクトの目標達成まで、どうぞよろしくお願い致します。
工事などの近隣挨拶	拝啓　初夏の候、皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じます。このたびは、○○町○丁目にて××の工事を実施することになりました。工事に際しましては、安全の確保には十分な対策をたてて進めて参りますが、何卒、ご理解とご協力のほどを賜りますようお願い申し上げます。また、ご挨拶といたしまして、ささやかではございますが、心ばかりの品をご用意いたしました。ご笑納くだされば幸いです。工事期間中は皆様のご迷惑を最小限に抑えるよう努めて参りますが、もし、なにかお気づきの点などありましたら、ご連絡くださいますようよろしくお願いいたします。敬具工事期間　××年〇〇月△△日～××年〇〇月△△日工事内容　作業時間工事に関するお問い合わせ先　・住所　・社名　・電話番号