トートバッグとはどんなバッグ?生地や価格、サイズも様々でノベルティにもピッタリ!
目次
トートバッグは、さまざまな種類があるバッグの中でも、最もスタンダードなアイテムの一つです。
サイズやカラー、生地が多岐にわたり、汎用性が高いため、ファッションアイテムのほか、ノベルティなどにもよく用いられます。
今回は、そんなトートバッグの特徴や種類を解説します。
ノベルティとして人気のアイテムや名入れできる商品をご紹介していきますので、ぜひ、参考にしてください。
トートバッグとはいったいどんなもの?
トートバッグの一番大きな特徴は、ハンドルが二つ付いているバッグのことです。
トートバッグの語源
トートバッグの「トート」(=tote)は、主に「運ぶ」「背負う」という意味です。
そもそもは、氷で冷やすタイプの冷蔵庫を使っていた時代に、冷蔵庫用の氷や水を運ぶ丈夫な布製のバッグを「トートバッグ」と言っていました。
この時代のトートバッグは、
・生地が丈夫である
・開口部が広い
・2本のハンドルがついている
といった特徴が見られ、この2本のハンドルを肩に掛けて物を運んでいました。
こうした由来から、2本のハンドルがついたバッグで、丈夫である、物が運びやすい、といった特徴が現代のトートバッグにも引き継がれています。
トートバッグのスタイル
トートバッグは2本のハンドルのほかにも、特徴的なスタイルを持っています。
長方形のものが多く、底の部分とサイドの生地がつながっており、堅牢性と容量の大きさを保っています。
バッグの開口部が広いので、物を出し入れしやすく、重い物もキープしやすい構造です。
バッグの表面にはプリントしやすい広い面があるので、そのスペースにオリジナルデザインを名入れすることが多くなっています。
トートバッグの使われ方
トートバッグは、そのシンプルなデザインから、年代や性別を問わず利用されるバッグとなっています。
用途 |
アイテム例 |
生地の説明 |
学生の通学カバン |
キャンバストート(M) |
比較的厚手の生地を使用したトートバッグは、丈夫で間口の広い作りであることから、学生の通学カバンや部活動の用具入れとして使われることも多くなっています。 学校のオリジナルバッグとして、学校のロゴや校章などをプリントしたり、部活動用に部員が持つバッグとして制作するのもおすすめです。 |
ビジネス用のバッグとして |
レ ニュー・合皮横型A4トート(ベージュ) |
マチがしっかりとしていて、底が丈夫なつくりのトートバッグは、書類やノートPCを持ち運ぶビジネスバッグとしても重宝です。 特に横型のトートバッグは、中の物が見やすいという特徴があり、おしゃれなビジネスパーソンに愛用されています。 |
マザーズバッグとして |
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大きなトートバッグはマザーズバッグとしてもよく使用されます。 赤ちゃんの荷物は、一つ一つは小さくても数が多く、かさばるもの。 そうした際にも便利なのが、間口が広く、中が見やすいトートバッグなのです。 赤ちゃんを抱っこすることも多いので、バッグ自体は軽いものが好まれる傾向にあります。 |
セミナー用の資料バッグとして |
再生不織布A4フラットトート |
セミナーや展示会といった場では、不織布でできたトートバッグが使用されています。 マチ付きは、カタログなど厚さのある冊子や、ノベルティと一緒に配布する際に使用するのに適しています。 |
エコバッグとして |
フェアトレードコットンフラットトート |
折りたたみ式や薄いトートバッグは、エコバッグとして使用されることも多くなっています。 |
トートバッグの素材はどんなものが多い?
ここまで説明した通り、トートバッグはバッグの形状の一つ。
用途やデザインに合わせて、さまざまな素材で作られています。
ここからはトートバッグに使われるさまざまな生地をご紹介していきます。
厚手で丈夫なキャンバス地
キャンバス(帆布)は、太めの糸を使って平織にした生地のことです。
一般的には10~14オンスの比較的生地が厚いものをキャンバス地と呼び、丈夫なのが特徴です。
コットンや麻など天然素材100%のものと、コットンとポリエステルを混ぜたものなどがあります。
キャンバスカラーボトムアウトハンドルトート(L)バイカラーのおしゃれなデザイン。 |
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シャンブリックキャンバストート(M)環境にやさしい再生コットンのシャンブリック生地を使用。 |
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キャンバスラインショルダートート通常のハンドルに加え、たすき掛けにもできる長い持ち手がついたアイテム。 |
手触りが滑らかなコットン
綿100%の生地で、吸水性や通気性が高いのが特徴です。
同じ綿素材であるキャンバス地に比べて、きめが細かく肌触りが滑らかなものが多くなっています。
3.5オンス・A4コットンフラットトート軽くて薄いながらも丈夫なトートバッグで、コストパフォーマンスの高い商品。 |
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厚手コットンバッグ(M)中身が透けにくいコットンバッグです。 |
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プラスチックスマート コットンベジタブルバッグショッピングに便利なビッグサイズのコットントートバッグ。 |
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セルトナ・リサイクルコットン2WAYトート(マチ付)使用量に応じてバッグの大きさを変更できる2wayトートバッグ。 |
軽くて比較的安価なナイロン
化学繊維の一種で、摩擦に強く、伸縮性にとんでいるのが特徴。シワにもなりにくいので、コンパクトに畳めるグッズなどによく使われます。
プレミナ・ポケットボールエコバッグたたむと洋服のポケットに収まるサイズのバッグ。 |
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リラックススパバッグサウナや銭湯、温泉旅行などにも大活躍のメッシュ仕様。 |
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NCTナイロンキャリングトート(Mサイズ)軽くてマチの大きいトートバッグ。 |
摩擦にも強いポリエステル
ペットボトルの原料と似た素材から作られる化学繊維のひとつ。
丈夫で型崩れしにくく、摩擦にも強い繊維。
シワになりにくく、熱にも強いので、洋服やファッション製品の原料としてもよく使われています。
再生PETユーティリティバッグコンビ(M)四角いフォルムのユーティリティバッグ。 |
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ポリキャンバストート(L)ポリエステル素材で作られたキャンバス生地を利用したトートバッグ。 |
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ウォッシャブルスムーストートminiしわになりにくいのが特徴のスムース生地を使ったバッグ。 |
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保冷ベーシックショルダートート中面がアルミコーティングされた保冷バッグで、アウトドアレジャーの際に冷たい飲み物を運んだり、週末のまとめ買いなどにも使えます。 |
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マルチトート(L)A4サイズの書類などもゆとりをもって入れられるバッグです。内側と外側の両方にポケットがついているので、小物を入れて持ち運ぶのにも便利な商品です。 口元にもホックがついているので、中身が見えにくい安心のデザインです。 税込575円(税別523円) リンク |
高級感のあるレザー&レザー調生地
高級感のあるレザー生地には、動物の皮をなめして作られた天然皮革、天然の布地に合成樹脂を塗った合成皮革(PVC、PU)、化学繊維に合成樹脂を塗った人工皮革といった種類があります。
天然皮革は強度、通気性や吸湿性、耐熱性が高くなっていますが、長く使うためには手入れが必要で、種類によっては高額になることがあります。
合成皮革や人工皮革は、安価で汚れが落ちやすく手入れが簡単です。
厚手キャンバスレザーポケットトートフロントポケットにレザーが使われ、アクセントになっています。 |
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レザリー ワイドトートレザー調の生地を使用した、上品なトートバッグです。 |
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フェイクファートートバッグ厚手のレザー調生地にフワフワのフェイクファーを合わせたかわいいデザインが魅力です。 |
丈夫で使い込むほどに味の出るデニム
ジーンズなどでおなじみのデニム生地は、インディゴの染料で染めたコットン糸を使った生地。
丈夫で、ジーンズの生地としても有名です。
厚手の生地で、摩耗にも強く使い込むほどに独特の風合いが出てきます。
デニム ラージ トートバッグデニム生地を使用した大型トートバッグです。 |
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デニムデイリートートウォッシュ加工が魅力のトートバッグ。 |
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デニムライントート(L)トレンドを意識したおしゃれなトートバッグ。 |
清涼感のあるジュート
ジュートはトートバッグの素材として使われる麻の一種です。
黄麻という植物をもとにしている生地で、繊維が強く張りがあるのが特徴です。
二酸化炭素(CO2)の吸収力が高く、地球温暖化を抑制する働きがあるので、サスティナブルな素材と言われています。
涼しげな印象の生地で、夏の小物によく使用されます。
ジュートスクエアトート(L)たっぷり入る大きめのトートバッグ。 |
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ジュートポケットトートバッグおしゃれなツートンカラーのデザインです。 |
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ラト/カラージュートバッグサイドカラーがアクセントになったトートバッグです。 |
トートバッグの選び方は?
ご紹介したように、トートバッグは様々な種類があることがわかります。
では、実際にトートバッグを選ぶ場合には、どのようなことを気をつける必要があるでしょうか。
用途に合わせたものを選ぶ
まず、どのような目的でトートバッグを使用するかを考えましょう。
例えば、日常的な買い物用、通勤や通学用、旅行用など、使用目的によって選ぶべきバッグのサイズやデザインなどが異なります。
買い物用であれば保冷効果のあるタイプ、通勤通学であればPCが入るサイズ、旅行用のサブバッグであればかさばりにくいもの、といった具合です。
適切なサイズのものを選ぶ
用途が大体分かったら、持ち物の量に合わせて、バッグのサイズを選びましょう。
ここでのポイントは、自分が思うより少し大きめを選ぶこと。
いつも持ち歩く物の他に、外出先で買い物をすることや学校や勤務先で資料を配布される場合もあります。
そうした場合、やや大き目サイズであれば余裕をもって使えますが、小さいバッグの場合にはバッグを複数持って歩くことになり、不便になってしまいます。
大きすぎても持ち運びに不便なので、1サイズ上くらいを目安にすると良さそうです。
素材は手入れのしやすさも考慮
トートバッグの素材は様々で、耐久性や手入れのしやすさ、外見に大きく影響します。
長く使いたい場合にはキャンバスやレザー、軽さを重視する場合にはナイロンを選ぶなど、目的に合った素材を選びましょう。
また、手入れのしやすさなども重要なポイント。
汚れるシチュエーションでの使用が想定される場合には、洗える素材や簡単に汚れを拭き取れる素材だと良いでしょう。
使いたいシーズンによっても、素材や生地を選ぶ必要があるでしょう。
夏場の小物として使うのであればジュート素材を、冬場の温かさを演出する場合にはフェルト生地、というように見た目の印象も生地によって左右されます。
デザインは使うシチュエーションを考えて
色や形、外部や内部のポケットの有無など、デザインも重要な要素です。
企業の販促を目的として選ぶ際には、企業のイメージカラーやロゴなどと調和するものを選ぶのが良いでしょう。
顧客に女性が多い場合には、ペルソナのファッション想定に合ったデザインやスタイルを選ぶとより長く使ってもらえます。
また、ノベルティとして配布する際には、名入れできるデザインを選ぶのが良いでしょう。
予算に見合った価格
ノベルティや販促目的でトート商品は見つかったが予算に合わない、といった場合には、当店のノベルティコンシェルジュに問い合わせることで類似商品をご紹介できることもあります。
また、安価な商品は簡易使用に適しているなど、価格と耐久性が比例するものと認識しておきましょう。
納期に間に合う商品
納期に間に合う商品かどうか、も重要なポイントです。
急いでいる際は、最短何日での納品が可能なのかをしっかり確認しましょう。
これらのポイントを考慮して、最適なトートバッグを探してくださいね。
トートバッグ制作に効果的な名入れ方法とは
トートバッグをノベルティや記念品として使う際には、商品のデザインや素材に応じて名入れをするのがおすすめ。
ここからは、トートバッグ制作に効果的な名入れ方法についてお知らせします。
以下に挙げたような点を踏まえて、トートバッグを制作することで、オリジナリティあふれるアイテムを生み出すことができます。
大ロット制作におすすめのシルクスクリーン印刷
シルクスクリーンという網目状のシートを用いてインクを布に押し付け、デザインをプリントする技術です。
この方法は発色が鮮やかで、色落ちや色褪せが少ないため、さまざまなグッズの印刷に適しています。
それぞれの色ごとに異なる版を用意する必要があるため、多色のデザインでは初期のコストが高くなりますが、大ロットで制作する際にはコストパフォーマンスが良くなることが一般的です。
小ロットのトートバッグ制作にはインクジェット印刷
インクジェット印刷はデジタルファイルからのデータをもとに、インクジェットプリンターがインクを細かく噴射することで、素材表面にデザインを再現します。
多様な素材に対応可能で、特に平面の印刷に優れています。
細部のディテールやグラデーションを表現でき、鮮明なデザインを求める際に適しています。
また、様々なデザインの商品を小ロットで制作する場合に特におすすめです。
発色が良く長持ちする昇華転写印刷
昇華転写印刷は、専用のインクでデザインを転写紙に印刷し、その紙をアイテムに密着させた後、熱と圧力を加えて転写する技術です。
この印刷方法は色の発色が鮮明で、印刷が長持ちする特徴があります。
素材に左右されず美しくプリントできる熱転写印刷
この印刷技術は、特殊な転写紙にデザインを印刷し、その後熱と圧力を適用してアイテムにデザインを転写します。
直接アイテムに印刷しないため、素材の色に影響されずに、グラデーションなどの複雑なデザインも鮮やかに表現することが可能です。さらに、綿、ポリエステル、ナイロンなど、多様な素材に使用することができます。
インクだけを転写、コストを抑えられるDTFプリント
透明のフィルムに直接印刷をし、熱プレスをすると印刷したインクのみが圧着される印刷方法です。
デザインに合わせたカッティング作業などの工程がなくなるため、コストも抑えられる方法です。
版代が必要ないので、小ロットでの制作にも適しています。
高級感や華やかさを表現できる箔押し加工
革製品やレザー調のアイテムには、箔押し印刷が適しています。
この方法は、金属箔やカラーアルミ箔を用いて、熱と圧力により転写することで、光沢のあるロゴやデザインを施せます。
その結果、立体感と共に高級感や華やかさを表現でき、ラグジュアリーな雰囲気を求めるデザインに最適です。
立体的で高級感のある刺繍
刺繍は、文字やロゴを布に直接縫い付ける方法で名入れを行います。
この技法は、立体感があり、高級感を演出できるのが特長です。
また、布にしっかりとフィットするため、高品質なバッグにも機能性や風合いを損なうことなく名入れを施せます。
名入れ印刷ならノベルティコレクションがおすすめ
ノベルティコレクションでは常時掲載している30,000点を超えるアイテムに、様々な方法で名入れ印刷ができます。
文字のみの名入れは、書体サンプルから選ぶとデータ作成をOFF!
詳しくは「名入れについて」のページをご確認ください。
また、商品毎で合計¥33,000(税込)以上のご注文は、お届けの送料が無料となります。予算でお悩みのお客様には、特価でご案内している商品もございますので、ぜひ一度ご相談ください。