日本の夏の風情をまとう、伝統的なデザインの扇子をご紹介します。性別を問わずお使いいただける、日本の美意識が息づく納涼アイテムです。

5年以上育った上質な竹を厳選し、3度の煮沸・加工・乾燥を繰り返すことで、しなやかで丈夫な扇子に仕上げました。これにより、長くご愛用いただける高品質な扇子が実現しました。

■藍染とんぼ
「勝負運」を高める縁起の良いデザインです。「藍色」は「勝ち色」に通じ、勝負事に縁起が良いとされます。また、トンボは「前にしか進まない」ことから、藍色と同様に勝利への願いが込められています。

■青舞桜
日本の奥ゆかしさを表現した桜のデザインです。春風になびく桜の花を優美な曲線で表現し、あえて青色で描くことで、派手さを好まない日本人の慎ましやかな美意識を表しています。

■露芝
能装束にも見られる、夜の情景を表したデザインです。三日月のような芝草と丸い露の点が、漆黒の生地に映え、夜露に濡れる芝草の風情を表現しています。

■青海波
永遠の幸せと平和への願いが込められたデザインです。神楽の衣装にも見られるこの柄は、海の恩恵を象徴し、未来永劫続く幸せと人々の平穏な暮らしへの願いが込められています。