記念品とは?配布シチュエーションや予算に合わせた選び方
目次
記念品は、卒業記念や創業記念といった節目に配布するものです。
しかし、そもそも記念品とは何か、記念品に適したおすすめの品物は何かなど細かいポイントを知らない方もいるでしょう。
今回は、配布シチュエーションや予算に合わせて記念品を選ぶ方法や制作する際の注意点について解説していきます。
受け取った側が喜ぶ記念品を選定・制作する際の参考にしてみてください。
■記念品とは?
ここでは記念品を配布する目的やルールなどの基礎知識をみていきます。
・卒業、周年、来場者記念で配布する
記念品は、主に以下の様に学校や企業などの節目で配られるシーンが多いといえるでしょう。
●学校の卒業記念(門出を祝う)
●企業の周年記念や創業記念(感謝の気持ちやねぎらい)
●施設の来場者記念(販促キャンペーン)
それぞれの配布するタイミングで、配布する意味合いをよく把握しておくことが大切です。
・ロゴや企業名など記載しなくても良い
記念品には、学校や企業の名前を記載しなくても問題はありません。
「卒業記念」「〇周年記念」の様にロゴを載せなくても記念品としての役割を果たすことが可能です。
■記念品の選び方
記念品を配布する際の選び方をみていきます。
・配布するターゲット層を見極める
記念品を配布するターゲット層について、検討・リサーチしましょう。
例えば、学校の卒業記念として記念品を配る場合、生徒のその後の進路も考慮する必要があります。
小学生であれば中学校で使えるものにするなど、長期的な目で考えることも大切です。
・予算を定める
記念品の価格帯は幅広いです。
1つ数百円~数万円するものまで多岐にわたるため、予算を予め決めておきましょう。
予算を配布する人数で割って、配布するアイテムを決めるとスムーズに決められます。
■記念品を配布する際の注意
記念品を配布する際の注意点は次の様なものがあります。
中にはトラブルにつながるものもあるため、事前に把握しておくことでトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
・持ち運びしにくいものは避ける
豪華な記念品にしたい場合でも、重量があるもの・大きいものを配布すると、受け取った側は持ち運びに苦労します。
徒歩・自転車・電車やバスなどで自宅に持ち帰るシチュエーションを把握しておき、持ち運びしにくい品物は避けましょう。
・購入者特典としての配布はNG
記念品を購入者特典として配布する行為は禁止されています。記念品は、無料での配布を前提としている品物です。
購入者特典として配布する場合は、景品表示法に触れてしまう可能性があります。
施設の来場者記念などで配布する際は、金銭のやりとりが発生していないか、注意しましょう。
・著作権に注意
記念品を制作する際は、著作権について注意が必要です。
無料で配るとしても罰則が発生してしまいますので、法律は守る様にしましょう。
■まとめ
記念品は、学校や企業の節目など、お祝いやねぎらいの気持ちを伝える際に配布されるため、思い出の品物となることもあります。
また、受け取る側の気持ちを考えた記念品を選ぶことで、多くの方に喜ばれることになるでしょう。
注意点を把握したうえで、受け取る側に配慮した記念品を選定することが大切だといえます。