インパクト抜群!SNSでも話題になるちょっと変わった面白いノベルティはアイデア次第!
目次
ノベルティに「面白い」が必要な意味
まずノベルティの意味についてぜひ見直してみましょう。
そもそもノベルティ(novelty)とはどのような意味なのでしょう?
Oxford Dictionariesという英語のWEB辞典では「the quality of being new, original, or unusual(新しいもの、独自のもの、普通でないもの)」、もしくは「a small and inexpensive toy or ornament(小さくて高価ではないおもちゃや飾り物)」と記載されています。
それでは私たちは今、「ノベルティ」をどんな意味として使っているでしょうか?
私たちは今、「ノベルティ」を「ノベルティグッズ」とほぼ同義で使っており、これらの意味は、「企業や学校、お店などがイベントや周年記念などに無料で配るちょっとしたグッズ」といったところではないでしょうか。
ちなみに小学館の新選国語辞典で「ノベルティ(ー)」の意味を引いてみると、「宣伝・広告のために会社名・商品名などを入れて配布する品物」と記載しています。
こうしてみていくと、ノベルティは宣伝・広告のためのグッズ、すなわち「販促グッズ」であることがわかります。
それでいてノベルティは、noveltyという言葉の本来の意味が示すとおり、「目新しいもの、独自性の高いもの」であるべきなのです。
実際に、「目新しいグッズ、面白いグッズで注意を引く」→「そのついでに商品名や会社名を覚えてもらう」という図式がうまく成立すればするほど、ノベルティを作る意味や効果は高まっていきます。
こうしたことから、ノベルティには目新しさや面白さが求められるというわけです。
ノベルティを配る目的とは?
「なぜノベルティを配るか」といえば、その目的は「ノベルティを使って企業や商品の認知度を上げること」にあります。
とはいえ、ノベリティを作ってただ配るだけでは、ノベルティを出す企業からしてみれば、投じた費用に見合うだけの効果は期待しにくいものです。
ノベルティの企画・発給担当者としては、「このノベルティを出したおかげで企業や商品のことを今まで以上に知ってもらえた」という結果を得ることができて大成功と言えるのです。
実用性だけでは足りない?
受け取った人から「このノベルティは便利で役立つ」と評価され、しっかり使われるのはすばらしいことです。
でも、それが会社やお店の知名度の向上につながらなければノベルティとしての役割を果たしたとは言えません。
ノベルティはその品目が役立つだけでは不十分であって、ノベルティでPRを行う企業や商品の名前をしっかり覚えてもらう役割を果たす必要もあるのです。
とはいえ「実用性が高い」ということは「使う機会が多い」=「目に触れる機会が多い」ということであり、これはノベルティにとって非常に素晴らしいメリットとなるものです。
あとはノベルティでPRを行う企業や商品の名前を覚えてもらうための工夫や仕掛けをしっかり施すこと。
これができれば使う度に企業名や商品名が使う人々に刷り込まれていき、企業名や商品名の認知度が着実に上がっていくのです。
「面白い」ノベルティを作るメリットとは?
ユニークで楽しいノベルティはさまざまなプラスの効果をもたらしてくれます。
では実際に「面白い」ノベルティを作ることでどんなメリットが生まれるでしょうか?
ここでちょっと見ていきたいと思います。
会社のイメージUPと企業価値を上げることにつながる
面白いノベルティを手にすると、まず「ふーん、これ面白いな」と感じますね。
そのあとに「いったいどこの誰がこれを作ったんだろう」と作り手のことが気になりますよね。
実際に面白いノベルティ、ちょっと変わっていて気になるノベルティが人々の手に渡り、広まっていくことで、作り手のことも気にかけられるようになり、「面白いグッズを作る会社」、「面白いアイデアを形にする企画力のある会社」といったイメージも広がっていくようになります。
SNSなどで口コミ効果UPをねらえる
面白いノベルティが、Facebook、Instagram、YouTube、Twitter、LINEなどメジャーなSNSで扱われるようになれば、たちまち日本中、はたまた世界中に情報が拡散していきます。
ノベルティが話題となれば、ノベルティの作り手のことにも話題が及び、会社の名前はもちろんのこと、「面白いグッズを作る会社」、「奇抜なアイデアを形にする企画力のある会社」というイメージも拡散していきます。
捨てられずに長く使ってもらえることでメリットは高まる
面白いノベルティは日常生活にちょっとした豊かさ、潤い、彩り、驚きなどを与えてくれます。
気に入ってもらえれば机の上に置いてもらえたり、コレクションケースの中に大切に保管されたりします。
デザインや機能の優れたノベルティは携行グッズとして愛好されることもあるでしょう。
よく眼に触れ、長く使ってもらえるノベルティを作ることができればそれだけノベルティに印字・刻字された会社名や商品名の露出も増えることになり、その名前はしっかり刷り込まれていきます。
お客様にアプローチするためのよいきっかけとなる
面白いノベルティは力強い営業支援ツールにもなってくれます。
営業活動に携わるスタッフから見れば、「これは面白いから配るときっと喜んでもらえる」というツールがあると、おなじみのお客様はもちろん新しいお客さんに対してもより積極的に自分の方からアプローチをかけることができ、営業活動に弾みをつけることができます。
つまり、ノベルティが「人と会うためのよいきっかけ」となってくれるのです。
面白いノベルティを作るためのポイント
受け取った人の印象に残る面白いノベルティを作るためにはどのような工夫をしたらよいでしょうか。
ここで面白いノベルティを作るために押さえておきたいポイントをいくつか挙げてみたいと思います。
実用性を考え過ぎないこと
クリアファイルやボールペンなど定番のノベルティは実用性が高く喜ばれることも多いのですが、意外性を出すことが難しく、「これは面白い!」と思われるタイプのグッズではありません。
面白さ、ユニークさを重要視するなら実用性の高い定番グッズでなく、オンリーワン型のグッズを検討してみた方がよいかもしれません。
インパクトを重視すること
イベント会場などで、会社名の印字されたクッキー、文字を書いたり消したりできるメモ欄のあるクリアファイル、オリジナルデザインが印字されたマスクなど、見た目や機能性に独自性のあるノベルティを受け取るとつい自分のやっているSNSにアップして人に紹介してみたくなりますよね。
強いインパクトのあるノベルティは印象に残りやすく、口コミ効果が生まれやすくなります。
企業の特徴を生かすこと
面白いノベルティとは得てして製品の背景にしっかりしたコンセプトやテーマがあるものです。
そして、そのコンセプトやテーマが製品の特長として明確に打ち出していくことで人の記憶に残りやすくなります。
たとえばアパレルメーカーならおしゃれでかわいいデザインのコットンバック、建築メーカーなら家の形をした付箋、ITベンチャー企業なら使い心地のよいマウスパッドなど、業界と親近性のあるデザインや機能、形状をもつノベルティを作るとノベルティに業務内容がオーバーラップされて、より強い印象付けを図ることができます。
ノベルティを受け取った人は、ノベルティを使うたびに「この業種ならこの会社」というようにイメージが刷り込まれていき、結果として同業他社に対しての優位性が自然と作られていきます。
配り方を工夫すること
ノベルティはどんなシーンで配るかということも非常に大切な要件です。
イベントや展示会で不特定多数の人々に配布するか、営業先に行って一軒一軒配布するか、スタンドやラックなどに自由に取れるように配置しておくかなど、配り方をどのようにするかで選ぶノベルティも変わってきます。
たとえばイベントや展示会で配布する場合は、他の会社との差別化を図れるような変わったデザインや形状のもの、営業先ごとに配布する場合はカレンダーやタオル、ボールペンなど少し単価の高いもの、無人で配置しておく場合は、単価が安く、会社名や商品名がはっきりわかる文字やデザインなどが印字されたティッシュやステッカーなどがよいでしょう。
記憶に残るちょっと変わった面白ノベルティ13選
ノベルティを作るなら、口コミやSNSでちょっとした話題になるくらい、受け取る人にサプライズを与えたいものです。
今回、ユニークなアイデアをかたちにした面白いノベルティを13点紹介します。
ノベルティの企画開発に関わる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
見た目が面白いノベルティ5選
見た目の鮮やかさ、楽しさで、日々の生活をちょっと豊かにしてくれる、そんなノベルティを6つ紹介します。
◯SW-JM-527 レインボーバスボム(税込198円/税別180円)|リンク
ちょっと変わった入浴剤。湯舟に入れると、あら不思議!
溶けながら色鮮やかなレインボーの線がどんどん出てきて湯舟の中をカラフルに彩ります。
◯EP7339 世界の「ありがとう」エコバッグ(税込297円/税別270円)|リンク
世界の感謝をデザイン!平和を願うエコバッグです。
エコバッグの中には43言語の「ありがとう」の文字がぎっしり印字されています。
◯34681MA お芽でたおちょこ 招き(税込352円/税別320円)|リンク
縁起物の招き猫からちょこんと芽が出て、まさに「おめ(芽)でた」グッズです。
見た目も可愛く面白い栽培キットです。
◯V010527 アイス型ダブルスポンジ(税込107円/税別98円)|リンク
アイスみたいなスポンジです。
しかも二つに分けられるところまでまさにアイス。
ボトルやグラスなど口の狭い容器を洗うのに便利です。
◯ボーカルジャー(400ml)(税込440円/税別400円)|リンク
ジャーなのにドリンクが飲める?!注目度No1!「インスタ映えする」、保存容器ジャーの形を模したドリンクウェアです。
若者や子供たちの間で人気の一品です。
使い方が面白いノベルティ4選
主な用途のほかにも意外な機能が搭載されている、そんなマルチ機能型ノベルティや意外なシーンで役に立つノベルティを少し紹介してみます。
◯ST140モバスタマーカーセット(税込330円(/税別300円)|リンク
普通の蛍光マーカーが4色入ったセットですが、マーカーを入れるケースが組み立て式になっていてスマホスタンドに変身するというちょっと変わったステーショナリーです。
◯MA071スマホスタンドキーホルダー(税込165円/税別150円)|リンク
キーホルダーなのにスマホスタンドや栓抜きに早変わり!意外なシーンで役立つマルチ機能型のキーホルダーです。
◯DH052Newスタンドキープマグ(税込1,848円/税別1,680円)|リンク
倒しても斜めにしてもこぼれない不思議なステンレスのマグカップです。
ついうっかりのこぼし事故を起こすことがないので近くに置いて作業をしていても安心。席を離れても安心です。
◯HB047マイセルフ身長メジャー(税込231円/税別210円)|リンク
かかとでメジャーの先端の細いボードを踏み、上に引き上げて身長を測ります。
いつでもどこででも身長が測れるので、自分自身はもちろん子供や友人の身長もその場で測ることができます。
アイデア次第でいろんな使い方ができるノベルティ4選
◯34808食べられるくらい安全なタオル(税込316円/税別288円)|リンク
実際は食べられませんが、原材料に化学薬品を使わず、でんぷんのりや大豆油などを使った体と環境に優しいタオルです。「衛生的」「安全」「食品」などのキーワードと繋げ配布すると効果的です。
◯34444変幻自在マルチワイヤー 2本組(税込140円/税別128円)|リンク
自由自在に曲げることができるソフトタイプのワイヤーです。S字フック、スタンド、バッグ掛け、結束バンドなど、アイデア次第でいろいろな使い方ができます。
◯9-0137(SZ)絵代わりオリジナルモーニングマグ(税込660円/税別600円)|リンク
マグカップの塗料に温かい飲み物を入れると隠れていた絵が出てくる特殊インクが使われています。デザイン次第であっと驚くノベルティグッズに仕立てることができます。
OH-001-03今治ブランド付きハンドタオルカラー四方ヘム(税込260円/税別237円)|リンク
刺繍入りが人気の今治ブランド付きのタオルです。ノベルティとしては定番ですが、クーポンやおみくじ、宝くじなどが印刷された包装紙でくるんで配ると喜ばれます。
まとめ
今回の記事では、「ノベルティに面白さが必要な理由」、「面白いノベルティを作るにはどうしたらよいか」について見ていくとともに、実際に「面白さが評価されているノベルティ」について紹介してみました。
ノベルティは英語では「新しいもの」、「独自のもの」、「変わったもの」という意味ですが、日本では、「宣伝・広告のために会社名・商品名などを入れて配るもの」として広がっている言葉です。
実際、私たちは「ノベルティ」=「記念グッズ」として捉えている人も多く、ノベルティを扱うサイトやカタログの掲載品目を見ると、ちょっと高価な名入りボールペンやタンブラーなども見受けられます。
こうしたものはもらうと確かにうれしいものですが、ノベルティ本来の意味を考えるとクエスチョンマークがつきます。
ノベルティはギフトである必要はありません。
ノベルティは本来、面白さや目新しさで人の目を引き、そのついでに会社名や商品名をもらうものなのです。
たくさん作って、たくさん配布し、たくさんの人に商品名や会社名を覚えてもらうこと――これがノベルティを配給する主たる目的であることは常に念頭に置いておきましょう。
そして、不特定多数の人にノベルティを配布する機会のある人は、単価は安くても、「もらってワクワクする」、「便利なので手元に置いておきたい」、「ちょっとしたサプライズやインパクトがある」、そんな条件を備えたノベルティを探すようにしてみましょう。